謎解きのある日常。

謎解いてる合間に人生

演劇×謎解き・池袋アジト「アンドロイド工場からの脱出」のレビュー


おはこんばちは。緋色です(๑´ㅂ`๑)

本日は池袋アジトにて参加しました、
「アンドロイド工場からの脱出」のレビューをしていきたいと思います。

f:id:nazot0xic:20190227211731j:plain



ストーリー↓

そう遠くない未来。
限りなく人間に近いロボットであるアンドロイドが完成した。
しかしアンドロイドたちは人の手を離れて
自らを量産する工場を作り、人類への反乱を企て始めた。

スパイであるあなたは、反乱を止めるためアンドロイド工場に忍び込み、
機密データを入手する任務を与えられる。

だが、アンドロイド工場に人間が忍び込んだことがバレたら処刑されてしまう。
任務を遂行するにはアンドロイドになりきり、
複雑で奇妙な「動作テスト」をこなして、監視の目をくぐらなくてはならない。

あなたは正体を隠し通し、この工場から脱出することができるだろうか?


__________


かなり気になるストーリー。好き…。

AIの反乱かぁ、
最終兵器工場とも何となく通ずるところを感じますよね。あっちも私好みのかなりヘビーな雰囲気でしたが、こちらも負けず劣らず、緊迫感がありますよ。

…そして、ご存知の方も多いと思いますが、
実はこちらのアンドロイド工場からの脱出、
通常の脱出ゲームとは一味も二味も違ったゲームとなっているのです。

なんとこちら、SCRAP初の演劇×謎解き・参加者登壇型の新ルームです!


…ええっと、演劇と謎解きの掛け合わせ?
それって本当に合うんですか???


未経験のみなさまはそうお考えではないですか?正直私も、アンドロイド工場に参加する前までは、「演劇×謎解き」が全くもって想像出来なかったので、本当に面白いのかということに対して疑いの目を持っていました。

では実際参加してどうだったのでしょう、
そこのところの疑問を解決するために、
まずは私が感じた通常のリアル脱出ゲームとの違いをまとめて行きたいと思います。





誰の責任で失敗したか明確であること

通常の脱出ゲームでは、「成功したらチームのおかげ・失敗してもチーム全員の責任」という雰囲気がありますし、実際に誰かだけが悪いということはレアケースだと思います。
…しかし、演劇×謎解きではそうも言ってられないシビアさがあるんですよね。
公演中、実際に演者を参加者として台本に沿った演劇が進行していくわけですが、文字通りの役割分担によって、誰がどこでどう間違えたのかということがハッキリ見えてしまうわけです。
何度も同じ人が失敗を繰り返せば、無言の(…またかよ)になることは避けられないし、変に恥ずかしがっている人がいたら、全く楽しめないで終わってしまう作りになっていると思います。

そのため演劇×謎解きを楽しもうと思ったら、⑴多少羽目を外しても恥ずかしいと思わない場であること、
⑵失敗を許容する空気であること
の2点が超重要になってくるんです。

⑴と⑵を同時に満たすために1番確実なのは、
やっぱりチームメンバーを固めて参加するということだと思います。

皆さんお分かりかもしれませんが、やはりこちらの演劇×謎解き、メンバーが超スーパーウルトラ重要になってくるんです。

本当にメンバーさえ良ければ、楽園とかしますよ。小学生に戻った気分で、あれやこれやいろいろする貴重な体験ができ、あの当時となりのトトロのさつきを演じた気持ちを思い出しました笑

本当に幸いなことに、私の場合はソロ参加であったのにも関わらず、メンバーに非常に恵まれ、ワイワイガチャガチャ、
とっても楽しく過ごすことができました。

ズバリ、アイドロイド工場に参加するときの持ち物は、人の失敗を許す寛大さ、メンバーの誰よりも楽しんでチケット代の元取ってやろうというハングリー精神です!

これから参加する方は是非この2点、しっかり準備していきましょうね。





せっまいルームが無限に広がる不思議な感覚

こちらのアンドロイド工場、ルームサイズとしてはかなり狭い方なのに、徐々に演劇の世界に没入していくにつれ、不思議と狭さを感じず、室内の不思議な広がりを感じました。

こ、これが演劇の魅力。
演劇×謎解きにはもっともっとやれることがあると思わずにはいられません。

謎解きと演劇の掛け合わせは、謎解きという有限の物理空間に演劇という無限の精神世界を取り込むことによって、どこまでも広がりを持つことが可能になったと感じました。

本当に不思議な感覚なので、これは経験した人にしかわからないはず。
みなさまも会場で是非!


ちなみに私は…

f:id:nazot0xic:20190227211802j:plain

悔しいけれど、失敗してしまいました。。。
惜しい感じだったんですけどね〜、
リベンジしたいよぉ。

まぁ失敗はしたものの、非常に心に残る素晴らしい公演であったと思います。
ぜひぜひオススメしたい!
______

以下の総合評価内で謎自体についても触れていきたいと思います。

難しさ★★★★☆
公演全体の難易度はかなり高いと思います。謎自体は素直なものばかりなのですが、脱出成功までの道のりはかなり長く感じました。
というのもこちらの公演、本当に鬼のようなボリュームになっています。3分残せば、めちゃめちゃ早いスピードらしく、クリアチームの7.8割が59分台に脱出しているようです。
恐ろしや。。。皆さんも果敢にチャレンジしてくださいね!


割高感3200円
めちゃめちゃ楽しかったし、他じゃできない経験ができたのですごく満足。人数に応じた設定を数パターン用意しているらしく、全部やってみたい!と思いました。リピーターとかあっても流行りそうな気がするな…。


オススメポイント
小学生時代に戻った気持ちではしゃげること!


池袋アジト

6/10人

失敗

__________


これは2が出たら絶対に行きたい作品ですよ。

次回こそ、謎解き仲間を作って誰か氏と参戦したいと思います。わっくわく!