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口コミで話題!よだかのレコード「クラインの壺」成功のレビュー


おはこんばちは。緋色です(๑´ㅂ`๑)

今日はハシゴ2日目第1公演「よだかのレコード『クラインの壺』」のレビューをしていきたいと思います。

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こちら、前評判を拝見すると、
「人生で一番のアトラクションだった!」「最高だった!」「好き…」とか、良い噂しか聞こえてこないので、個人的にスーパー期待値の高い公演でした。

そのため参加する前は、「これだけ期待値上がると、ハードルくぐるしかないんじゃないのぉ?」と邪推してましたが、何のことはない、本当に軽〜くぴょんっと期待を超えられてしまいました。めちゃめちゃ名作。これは評判が高いのもわかる。

終わった後でもジワジワとくる、とてつもない公演だったと思います。参加した方は今後よだかさんを追わざるを得なくなりますね。
かくいう私もファンになっちゃいましたよ、
よだかさん好きです…♡今後ともよろしくお願いします。


…さて、
ここから内容に入っていこうと思うのですが、本公演、ネタバレにならずに「わかる〜」なレビューをするのはなかなか難しいですね。
本当に皆さんには何の事前情報もなく、公演に参加していただきたいと思いますので、そこのところをわきまえた記事になるよう配慮していきます✌︎今回はだいぶぼんやりな雰囲気レビューになっちゃうかも。

以下、私が感じた魅力を簡単に3点にまとめてみましたので、ぜひご覧ください。


タイトルと謎の調和

私を含め、一般の方々は「クラインの壺って何ぞや」って感じですよね。調べてみると、クラインの壺というのは、メビウスの輪の立体バージョンのことらしいです。

メビウスの輪は周知の通り、裏と表の区別のない不思議な輪で、表面に線を引くと永遠に裏と表をぐるぐるループする奇妙な仕掛けになっていますよね。これが無限のマークの元になったとか、ならないとか♾。

クラインの壺はこれが立体空間で起きるので、さらにZ軸方向の動きが加わって、摩訶不思議な空間を永遠に右往左往する構造になっているようです。

個人的には、エッシャーの「滝」の世界観が目の前で再現されているような不思議な体験ができたんじゃないかなと思います。

前説もめちゃめちゃあっさりで、
何も分からず、「ゴールの見えない不思議な空間を操られるがままに彷徨う」というところがタイトルを綺麗に回収していて、ある種の美しさすら感じました。

アレだけ謎のボリュームがあっても、そのどれもが必然としてそこに配置されているという感覚があるので、非常に没入度が高く、フィニッシュまで駆け抜けるような疾走感を感じました。

あっぱれ。作り込みがかなりなされていると思うので、製作の過程など、気になるところが多々ありますね。これはウラ話も聞きたくなっちゃうよな、、、。


初級者殺しの難易度

本作、色々な意味で問題作ですが、中でも難易度に関してはかなり攻めた作りになっていると思います。多くは語りませんが、ぜひ謎解きに慣れてきた方、謎解きが大好きだという方に挑んで頂きたい作品だと思います。



ソレがアレで、そんなあぁあぁああ!!

ぜひご参加ください。
恐らく、行った方にはわかるはず。
その暁には、ぜひネタバレナイトまで参加していただいて、韓国旅行中で参加できない私の分まで楽しんできてください。

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総合評価です。

難しさ★★★★☆4-4.5
かなりのボリュームですね。クリアまでの道のりがめちゃめちゃ長いので、ぜひ最後まで駆け抜けていただきたいと思います。


割高感3000円
超スーパー楽しかったです。ここ最近の体験でかなり上位に入る没入度でした。ぜひみなさまに体験していただきたく思い、早めにブログ書いちゃいましたよ。


おススメポイント
あえて言うなら、参加した後のあの独特の達成感かしら。なんとも言えないので、もどかしいんですけど、唯一無二の体験ができます。


3000円

5/5人

クリア!

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めちゃめちゃ爽快な気分で終われた…。
よく考えるよな〜、、、。

これ以降全ての類似公演が、クラインの壺に似ているね、と言われちゃうくらいのすっごい作品ですよ。

前例を見ない、後に道を作る。
そんな感じの公演に仕上がっていたと思います。