謎解きのある日常。

謎解いてる合間に人生

大阪最宴祭2・プロジェクトA「消えた大阪万博1970」のレビュー


おはこんばちは。緋色です(๑´ㅂ`๑)

本日は大阪最宴祭2より、
プロジェクトA「消えた大阪万博1970」のレビューをしていきます。

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ストーリー:
来たる2025年。大阪万博実行委員会による最高のスピーチによって、日本は万博開催権を得た。
しかし、そのスピーチの数十分前に人類の記憶から大阪万博1970が失われたということを知る者はいない。これはその時に奮闘した、救世主諸君の物語。


この時期にこの地で「大阪万博」というテーマを扱うところがめちゃめちゃ良いですよね〜。先見の明があると思います。

今回私たちは一般入場チケットに設けられた数少ない枠を使って、こちらを事前予約して参加しました。

期待値はかなり高かったので、
早速、参加しての感想を以下で書いていきたいと思います。


謎を解く必然性について
謎解きイベント参加者の中には「ゴリゴリに謎を解きたいから、ストーリーはどうでもいい」派もいらっしゃいますが、一般的には「ストーリーとの調和を大切にしてほしい」派が大多数のように思われます。

私自身は「ストーリーはあってもなくてもいいので、謎を解いていることに対する必然性は説明してほしい」派なので、そこに対する納得感が公演の評価に対する重要なファクターとなってくるわけです。

今回の公演を振り返ってみると、その「謎を解く必然性」が多少強引に片付けられてしまった感じがしたので、少しもったいなかったなと思いました。

設定はとても面白いですが、良くも悪くも非現実的なので、そこをどうやって綺麗に調理するかというところが難しかったんだろうなぁと推察されます。個人的には大筋に惹かれたところがあるので、少しがっかりしてしまったというのが本音です。



役者さんの寸劇のクォリティが高い!
発声の仕方からして本職の方だろうと思いますが、本公演は彼女の演技力に非常に強く支えられている部分があると思います。

大謎に多少納得がいかない場面もありつつも、ラストの解説への移行が非常に素晴らしかったので、そこでペイされました笑

解説を物語の中に組み込んじゃおうという取り組みがとても面白く、上手いこと作られているなぁと感心してしっぱなしでした。彼女のおかげで最後はすっきりした気持ちで終われたので、参加して良かったなと思います。



オペレーションについて
ちょっと細かいところではありますが、ぜひ問題に問題番号を振っていただきたく思います。
チームメンバーと役割分担をする際に位置情報で共有しなくてはいけないのが参加者としてはかなりストレスでした。

また運営の3人が同時に話し出すことが多く、そこに関しても聞き取りづらさからのストレスがありました。

本題以外のところにエネルギーを使わなければならない状態は勿体無いので、ぜひ改善できるところから改善していただきたいと思いました。


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総合評価です。


難しさ★★★★☆4-4.5
時間がかなりカツカツでシビアだと感じました。私たちも温情でクリア判定を貰いましたが、時間制限+1分はかかってしまったように思います。最終回だったから疲れもあったのかな…。


割高感2000円/30分
満足度、最宴祭の平均価格から考えると高いと感じてしまいました。解説以外の部分でもう1回くらい驚きの演出があってほしかったな〜と思います。


オススメポイント
圧倒的に解説がいいです。特に流れるような解説への移行が圧巻。本公演全体の中で最もテンションが上がる瞬間でした。


大阪最宴祭2

ホール

4/4人

クリア(温情で)!2/2チーム成功

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テーマは最宴祭の中でもピカイチだったので、そのセンスに乾杯🥂

次回以降の活躍に期待したいと思います。