謎解きのある日常。

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コラム:脱出ゲームのルーム型とホール型の違いについて


おはこんばちは。緋色です(๑´ㅂ`๑)

本日は、「脱出ゲームのルーム型とホール型の違いについて」のコラムを書いてきます。



まず、ヒミツキチオブスクラップとアジトオブスクラップの違いについて。

私昨日まで知らなかったんですけど、ヒミツキチオブスクラップとアジトオブスクラップって違う公演がやってるんですね。

アジトオブスクラップではいわゆるルーム型またはアジト型と呼ばれる公演が、ヒミツキチオブスクラップではホール型またはヒミツキチ型と呼ばれる公演が行われています。

ルーム型は、世界観に沿った小部屋に実際に閉じ込められ、体を動かしながらさまざまな場所を探索して謎を解いていく形式です。最終的なゴールも、閉じ込められた部屋からのリアルな脱出であることが多いです。 

人数は6-10人程度の公演が多く、自分たち以外の参加者は見えません。脱出ゲームをやっている感を一番感じることができる公演なので、もっとも人気のある形式です。謎自体に加えて、探索難易度による難易度の上下があると思います。「魔法の部屋からの脱出」難しかったな…。私も、ルーム型が一番楽しいと感じますが、探索が煩わしいものは苦手です。笑
探索はできる人に任せたい人間です…。




対して、ホール型は実際に部屋に閉じ込められるわけではありません。ホールに15-120人程度の人が集められて、各テーブル4-6人程度のチームに分けられて、一斉に机上の謎に取り掛かる形式です。
そもそもリアル脱出ゲームがSCRAPの登録商標(リアル脱出ゲーム®︎ってことです)なので、ルーム型はほぼほぼSCRAPの専売特許と言えるかもしれません。なのでSCRAP以外の公演はホール型である場合が多いです。

私が今まで参加した公演では、テクノナーゾの「とある雪山からの脱出」がホール型でした。時解カフェの「ゆびきりピエロ」はルーム型であったり例外は存在しますが…。



上のようにホール型を紹介すると、何となくホール型は世界観に入るのが難しいのではないか?とか他のチームが気になってしまうのではないか?という疑問が生まれるかもしれません。

それについては安心してください!
まず、公演が始まればどこの席もがやがやし出すので、特定の情報が伝わってくるということはありません。さらに言えば、謎に集中するので他人の声は特に気にならなくなります。

またホール型は探索要素がとても少ないという特徴があります。あるとすれば過去の問題を見返す、アイテムを再確認するくらいです。
それでもルーム型、ホール型ともに制限時間は1時間であるということは、謎自体がボリューミーであるのに加え、ストーリーの部分がルーム型よりも作り込まれていると言えると思います。
演出についても、問題用紙提出方法が凝っているものが多く、よくできてるな〜と思います。ホール型だからといって机上で完結する公演はないので、家でやる持ち帰り謎とは全然違った楽しみがあると感じました。
ただ、ルーム型よりもゴールした際の喜びは直感的ではないという部分は確かにあると思います。

ルーム型の直感的な探索と非現実体験、ホール型の深い作り込みとボリューミーな謎の数々、どちらもいいところがあるので、好き嫌いせず参加するのがマイベスト公演に出会うコツだと思います。


明日は、ホール型「最終兵器工場からの脱出」をレビューしたいと思います!


それではまた明日お会いしましょう〜!